
身体障害者手帳で深夜高速バスを使って大阪見物してきました
身体障害者手帳があれば深夜高速バスは使えるの?
身体障害者手帳を持っていると、「深夜高速バスって利用できるの?」「割引はあるの?」と不安になりますよね。
結論から言うと、多くの高速バス会社で身体障害者手帳による割引が利用可能です。
ただし注意点として、
・割引率
・介助者割引の有無
・予約方法
はバス会社ごとに異なります。
私が利用した路線では、本人は通常運賃の約半額、さらに介助者1名も同額割引が適用されました。
予約時に「身体障害者手帳所持」を申告し、当日は乗車時に手帳を提示する流れでした。
深夜高速バスを選んだ理由|身体障害者でも移動しやすい
今回、大阪見物にあたって深夜高速バスを選んだ理由は3つあります。
1つ目は移動費を抑えられること。
新幹線だと往復でかなりの出費になりますが、割引込みの深夜高速バスなら費用を大幅に節約できました。
2つ目は夜行で移動できるので体力を温存できること。
日中の移動は体への負担が大きいため、寝ている間に移動できるのはとても助かります。
3つ目はバリアフリー対応が進んでいるバスが増えていること。
トイレ付き・足元広め・乗務員さんのサポートなど、想像以上に安心して利用できました。
身体障害者が深夜高速バスを利用する際の注意点
実際に使ってみて感じた注意点もあります。
まず、必ず事前にバス会社へ確認すること。
車椅子のまま乗車できるか、座席移動が必要かなど、条件はさまざまです。
次に、座席指定ができるかどうか。
前方席や通路側を希望できる場合もあるので、予約時に伝えるのがおすすめです。
また、深夜バスは長時間同じ姿勢になるため、
・クッション
・ネックピロー
・体温調整できる上着
を持参すると快適さが大きく変わります。
深夜高速バスで大阪に到着!朝から大阪見物スタート
早朝、大阪に到着しました。
梅田や難波など主要エリアに到着する便が多く、大阪見物のスタート地点として非常に便利です。
今回は梅田到着だったので、まずは駅構内で休憩。
大阪駅・梅田周辺はエレベーターや多目的トイレが充実していて、身体障害者でも動きやすい街だと実感しました。
身体障害者でも楽しめた大阪見物スポット
大阪城公園|バリアフリーで安心
大阪見物といえば大阪城。
大阪城公園は道が整備されていて、車椅子でも移動しやすいです。
天守閣内もエレベーターが設置されており、上階まで見学可能。
スタッフの方も親切で、身体障害者への配慮が行き届いていました。
道頓堀|見るだけでも大阪を満喫
道頓堀は人が多いですが、川沿いの遊歩道は比較的フラットで歩きやすいです。
グリコの看板を眺めるだけでも「大阪に来た!」という気分になります。
混雑する時間帯を避ければ、身体障害者でも十分楽しめるエリアです。
新世界・通天閣|下町大阪を体感
新世界エリアも、意外とバリアフリー対応が進んでいます。
通天閣にはエレベーターがあり、展望台まで上がれました。
串カツ店は段差があるお店も多いですが、事前に調べれば入りやすいお店も見つかります。
大阪見物を終えて再び深夜高速バスへ
大阪見物を満喫した後、帰りも深夜高速バスを利用しました。
日中は観光、夜は移動という流れは、体力に不安がある身体障害者にとって非常に効率的です。
乗務員さんに声をかけると、乗車時や荷物の扱いを丁寧にサポートしてくれました。
「遠慮せずに伝えること」が大切だと感じました。
まとめ|身体障害者手帳×深夜高速バス×大阪見物は十分可能
今回の大阪旅行を通して感じたのは、
身体障害者手帳があれば、深夜高速バスを使った大阪見物は十分に現実的ということです。
・移動費を抑えられる
・夜間移動で体力を温存できる
・大阪はバリアフリー対応が進んでいる
事前準備と情報収集をしっかり行えば、安心して楽しめます。
「身体障害があるから旅行は難しい」と諦めている方こそ、
ぜひ一度、深夜高速バスでの大阪見物を検討してみてください。
新しい世界がきっと広がります。

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