
キッチン ステンレス 掃除 油汚れ|原因から落とし方・NG行為まで徹底解説
キッチンのシンクや作業台、コンロ周りに使われているステンレス。清潔感があり丈夫な素材ですが、油汚れや指紋、くすみが目立ちやすいという悩みもあります。
「毎日拭いているのにベタつく」「気づいたら黒ずんでいる」そんな経験はありませんか?
この記事では、キッチンのステンレスに油汚れが付く原因から、効果的な掃除方法、やってはいけないNG行為までをわかりやすく解説します。正しいお手入れを知れば、ステンレスは驚くほど長く美しさを保てます。
ステンレスに油汚れが付く原因とは?
ステンレスは一見なめらかに見えますが、実際には非常に細かな凹凸があります。この凹凸に、調理中に飛び散った油や湯気に含まれる油分が付着します。
さらに、
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換気不足で油が空気中に滞留する
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調理後すぐに拭き取らない
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水拭きだけで済ませている
といった状況が重なることで、油が酸化し、ベタつきや黄ばみ、くすみ汚れへと変化していきます。時間が経つほど落としにくくなるため、早めの対処が重要です。
軽い油汚れには中性洗剤が基本
毎日の掃除や軽い油汚れであれば、食器用の中性洗剤で十分対応できます。強い洗剤を使わずに済むため、ステンレスを傷めにくいのもメリットです。
掃除の手順
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ぬるま湯で表面を軽く湿らせる
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スポンジに中性洗剤を少量つける
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ステンレスの目に沿って優しくこする
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洗剤を水で流す、または濡れ布巾で拭き取る
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乾いた布でしっかり乾拭きする
乾拭きを省くと水垢の原因になるため、最後のひと手間が大切です。
しつこい油汚れには重曹を活用
長期間放置された油汚れには、重曹が効果的です。重曹は弱アルカリ性で、酸性の油汚れを中和して浮かせてくれます。
重曹ペーストの使い方
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重曹2:水1でペーストを作る
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汚れ部分に塗り、10〜15分放置
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柔らかいスポンジや布で優しく拭き取る
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水拭き後、乾拭きで仕上げる
研磨作用があるため、力を入れすぎないことがポイントです。
頑固なベタつきにはセスキ炭酸ソーダ
コンロ周りなどの頑固な油汚れには、セスキ炭酸ソーダがおすすめです。重曹よりも洗浄力が高く、ベタつきをスッと落とせます。
スプレーボトルに水500mlとセスキ小さじ1を入れ、汚れに吹きかけて数分置いてから拭き取ります。
掃除後は必ず水拭きと乾拭きを行いましょう。
ステンレスをきれいに保つ仕上げのコツ
掃除後の仕上げを工夫することで、汚れの再付着を防げます。
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乾拭きを徹底する
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少量のオリーブオイルを布に含ませ、薄く塗る
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ステンレス専用クリーナーを使う
表面に薄い保護膜ができ、指紋や油汚れが付きにくくなります。
絶対に避けたいNG掃除行為
ステンレス掃除でやりがちなNG行為には注意が必要です。
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金属たわしや硬いブラシを使う
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クレンザーで強くこする
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塩素系漂白剤を長時間放置する
これらは傷・変色・サビの原因になります。一度付いた傷は元に戻らないため、優しい掃除を心がけましょう。
まとめ|正しい掃除でステンレスは長持ちする
キッチンのステンレスにつく油汚れは、原因を知り、適切な方法で掃除すれば決して怖くありません。
軽い汚れは中性洗剤、しつこい汚れは重曹やセスキと、汚れの程度に応じて使い分けることが大切です。
毎日の料理後にサッと拭くだけでも、キッチンの清潔感は大きく変わります。
ぜひ今回紹介した掃除方法を取り入れて、いつでも気持ちよく使えるキッチンを保ってみてください。


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