今まで障害者手帳(身体障害者手帳・精神障害者福祉手帳)については一度も触れられたことがありませんでしたが、東京都で2019年4月から手帳とカード式のいずれかを選択できるように議会で採決されました。
手帳だと汚れたり折れたり、サイズも大きいので使いにくいと以前から要望がありましたが、自治体によりますが知的障害者向けの療育手帳は以前からカード型が認められていた県もあり、便利で良いと好評で4割程度の方がカード型を使用しているそうです。
障害者手帳に対しては初めてのことで待ち望んでいた人も多かったと思います。大きさは免許証と同じサイズで材質はプラスチックで他のカード等と一緒に持ち運べるために利便性が良く、相手に見せる際にも今までよりもずっと簡単になります。しかし、残念なことにICチップは付かないそうです。
もちろん今まで通り手帳をが良い方は手帳を選ぶこともできます。常に携帯していなければならないため、この変更は発表されてから大変注目されています。私も4月になりましたら申請するつもりでしたが、申請できませんでした。
療育手帳の場合、状況が変わった時に手帳であれば書き直せば良いのですが、カード型にしてしまうと作り直さなければならないのですが、それでも4割の人に利用されているということはいかにカード型が支持されているのかがよくわかります。
身体障害者手帳と精神障害者健康福祉手帳の場合はほとんど変更がないのでカード型に変更される方の率はずっと高くなると思われます。
しかし、どこの自治体もまだ取り組んでいないようでいったいいつになったらカード型を選べるようになるのでしょうか?
念のため、区役所に問い合わせましたが、2年以上経ったいまでもやはり何の知らせもないそうで何のための決議だったのでしょう。
早く実行して欲しいと思います。
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